まつ毛パーマがかかっていないというクレームが来た時、リタッチ(かけ直し)にどんなルールを設けていますか?エレガンス.に実際に寄せられた疑問や質問に、エレガンス.代表取締役 針ヶ谷が回答いたします。
トラブルを防止するためには
「まつ毛パーマが全然かかっていません」というお声は、サロンを経営していれば一度は経験するのではないでしょうか。
色々なお客様がいる訳ですから、もちろん中にはかかりが悪い方もいますよね。他にもサロンの説明不足による勘違いや、思い込みが原因の場合、時には施術に問題がなくてもトラブルになる場合もあります。
技術だけではクレームは防げません。せっかくご来店いただいたお客様とトラブルにならないように、ルールは最初から決めておくのが大切です。リタッチの基準を曖昧にしたままだと、毎回判断に悩むことになります。
まつ毛パーマのリタッチ条件の例
ポイントは、お客様が安心できる内容でありながら、技術保証の範囲を明確にすることです。
もちろん、状況によって柔軟な対応は必要ですが、「基本ルール」があるだけで判断がとても楽になります。
参考にしてみてください。
保証期間を設ける
「施術後○日以内なら無料または割引でリタッチ可能」「ご連絡後、○日以内のご来店」など、保証期間を設けましょう。5~7日以内に設定しているサロン様が多いです。時間が経ちすぎると、毛流れの変化やホームケアの影響との区別が難しくなるため、比較的短めの期間のほうが良いでしょう。
保証対象を定める
カールのかかりが弱い、左右で差がある、根元までしっかりカールしていないなど、「パーマがかかっていない」と感じる明確な理由があれば、対応しましょう。
保証対象外のケースを定める
- お客様のイメージ違い(もっと上げたかった、もっと自然が良かったなど)
- まつ毛美容液やコーティング剤を使用して見え方が変わった場合
- ビューラー・マスカラ・まつ毛エクステを使用した場合
- 強くこする、うつ伏せ寝などによる乱れ
- 他店で施術を受けた場合
- 毛周期による生え変わり
- 前回施術から一定期間(例:3週間以上)経過したもの
まつ毛の状態が健康であること
まつ毛の状態に問題が無ければ、当日もしくは1週間以内に対応しましょう。
まつ毛が抜けていたり、ダメージが激しい場合はリタッチを避け、回復を待つことが望ましいです。無理に施術するとまつ毛に悪影響を及ぼす恐れがあります。
施術前後の確認事項
施術前
施術前のカウンセリングも重要です。まず、まぶたの被り方・目の形状をお客様と一緒に確認しましょう。そして、自まつ毛の長さ・生え方・毛質によって、理想通りにならない場合があることをきちんとお伝えします。これだけでも、「思っていたのと違う」というクレームはかなり減ります。
施術後
施術後は、その場で必ず鏡で仕上がりを確認していただきましょう。
「左右ともこのような仕上がりですが、気になるところはありませんか?」と確認し、
「大丈夫です」と了承をいただいてからお会計すると、後日の「全然かかっていませんでした」というトラブルへの対応がしやすくなります。
リタッチ時の注意点
- 施術間隔が短すぎるとまつ毛に負担がかかるため、お客様と状態をよく相談しましょう。
- 万が一、アレルギーやトラブルが出た場合はすぐに施術を中止し、医師へ相談しましょう。
まとめ
サロンを続けていると、どんなに技術を磨いてもクレームがゼロになることはありません。
しかし、ルールを整え、事前説明を徹底することで、多くのトラブルは未然に防げます。
ぜひ一度、サロンの仕組みを見直してみてください。今回の記事が、お悩みのサロン様の参考になれば嬉しいです。
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